映画『人生フルーツ』を観てきました

こんにちは。妻のあいです。

話題の映画『人生フルーツ』を観てきました。

上映している”ポレポレ東中野”は小さな映画館。

木曜日の朝10時半の回で満席。

これには驚きました。

年齢層は高めで、男性が意外にも多かったです。

「みんな何をこの映画に求めているんだろうね」

夫のちょーさんがつぶやきます。

私も満席の場内を眺めながらちょうど同じことを考えていました。

 

 

風が吹けば、枯葉が落ちる。

枯葉が落ちれば、土が肥える。

土が肥えれば、果実が実る。

こつこつ、ゆっくり。

人生、フルーツ

 

老夫婦のゆっくりとした生活風景を眺めてるだけなのに、なぜこんなにも揺さぶられるんだろう。

何も声高に訴えてない。

彼らなりの暮らしをただ続けているだけ。

できることは何でも自分で。

こつこつ、ゆっくり。

そこから見えてくるものが必ずある、とおっしゃる。

 

 

「こつこつ、ゆっくり。」

正直、苦手だわ。

すぐ結果が欲しくなってしまう。

 

 

「何でも自分でやる」

これも苦手。

すぐ他人を頼ってしまう。

 

 

このご夫婦の暮らし方の真似はできないけれど、どこかエッセンスだけでも私が取り入れられることはないかなと思って考えてみました。

 

 

・笑顔

お二人ともよく笑っていたのが印象的。

本当に穏やかで素敵な表情で、見ているこちらもついつい笑顔になってしまうんです。

年を重ねて可愛らしくなるって素敵だな。

 

・相手の名前を丁寧に呼ぶ

ひでこさん、と旦那様が奥様を呼ぶのに何度もキュンとした。

ひでこさんの作る食事を「美味しいね」と言いながら味わい、「ありがとう」とお互いに感謝の言葉をよく交わしている。

小さいことだけど、とてもとても大切なやりとり。

 

・旦那様のやりたいことは反対しない

月給4万円の旦那様が70万のヨットを欲しいと言った時も、300坪の更地を里山にすると買った時も奥様は同意し、応援し続けた。

そうは言っても、きっと思い出として語る分には笑い話だろうけど当時はいろいろと苦労もあっただろうし複雑な思いはあったはず。

それを乗り越えた信頼関係は羨ましいな。

ちょーさんにはやりたいことをやってほしい。

嫌なことは極力やらなくていい。

ずっとそう思っています。

だって、ニコニコしていてほしいから。

そういう顔を見ている方が私が幸せだからです。

 

 

この三つは夫婦で生きていく中で私が大切にしたいな、と思ったこと。

手をつないだり、背中をさすったり、あなたが大事だよと伝えながら。

津端ご夫妻のように美しく年を重ねていきたい。

 

 

旦那様の修一さんはスラッとしていて手が大きくて、どこか我が夫のちょーさんに似ている気がしてしまい時折それが涙を誘いました。

いつか別れる日が必ず来るけれど、それまでよろしくね。

やりたいことをやって、楽しく生きていこうね。

 

 

映画の感想ってネタバレしないように書くのが難しいですね〜笑

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

「好きなときに、好きな場所で、好きな人たちと好きな仕事をする」ことが目標。 現在はファッションアドバイザーとして活動中。