仕事を辞めて6ヶ月経った今、会社を辞めるまでを振り返ってみました。

Osabe夫婦の夫です。

会社を辞めて約6ヶ月が経とうとしています。

会社を辞めようと思ったきっかけなどを忘れない内にメモしておきたいなと思いこの記事を書きました。

どういう働き方をしていたのか?

2005年の10月に入社した会社を今年の7月末(正確には有休を消化して8月中旬)に退職しました。

約11年ほど会社に所属していたことになります。

私の生業はシステムエンジニアです。

要するにシステムを開発する人です。

私自身は会社に所属している正社員でした。

しかし、自社で仕事をすることは、ほとんどありませんでした。

大抵はお客様先に出向して仕事をすることが多かったです。

長期にわたりお客様先に常駐していると、自分が所属している会社への帰属意識や愛社精神が薄れてきてしまったのは否めません。

正直な話し、会社への帰属意識があまりないので、組織に属している会社員ですが、フリーランスのエンジニアとあまり変わらないなと思うこともありました。

 

転職しようと思っても転職する勇気がない

2011年2月から2015年の10月まで、某ECサイトの開発に携わっておりました。

私のエンジニア人生の中では、経験値が凄く上がったプロジェクトでした。

プロジェクト参画当初は、自分が開発に携わったシステムで、売り上げが上がるのを素直に喜んでいました。

システム開発の効果が「数字」で現れるのでとても分かりやすいのです。

しかし、開発期間が長くなるにつれて、売り上げが上がる=物が沢山売れるということだが、でも本当に必要な物が売れているんだろうか?

必要ない物も売ってないだろうか?

自分が開発に携わったシステムで、必要ない物を買ってしまっている人もいののではなかろうかと疑問に思い始めました。

また私自身が、なるべく物を少なくして、シンプルに生きていきたいという考えなので、開発したシステムで無駄な物を買ってしまうことに貢献してるんじゃないかなあと思うと素直に喜べなくなってしまって(笑)

今思うと、どうしてこんなことで悩んでいたんだろう(笑)

その頃から、ただ物を売るだけじゃなく社会的に意義があるサービスを運営している会社へ転職しようかなと、転職サイトを頻繁に閲覧していましたが、なかなか転職の勇気が出ず、悶々と働いていました。

転職サイトに登録するとスカウトメールが、ばんばん届きます。

それを眺めては、こういう会社があるんだと思うだけで具体的なアクションは全く起こしませんでした。

  1. 転職したい
  2. しかし転職して現状より環境が良くなかったらどうしよう
  3. だったら多少不満でもここにいよう

1から3のループを長い間繰り返していました。

現状に不満でも、環境や自分を変えるには痛みが伴います。

痛みを伴うぐらいだったら多少不満であっても居心地が良い現状のままの方が良いやと思ってしまいます。

僕は、変わるのが怖かったので現状に甘んじてました。

とりあえず1ヶ月休職する

色々な事情により、2015年の10月末で、約5年間務めたお客様先を離れることを決意し、自社へお客様先を離れる意向を伝えました。

その時も会社は快諾してくれました。

なんて良い会社なんだろう。

10月末に離れてから1ヶ月間はゆっくり休みたいなと思い、そのことも会社に伝えると1ヶ月ぐらいは休職して良いということになりました。

本当、なんて良い会社なんだろうかと思いました。

この休職期間の間、2015年の10月31日から11月6日まで、加計呂麻島に滞在しました。

この滞在中にLittle Lifeさんのシーカヤックキャンプに参加しました。

シーカヤックキャンプの時に決めたこと

妻は仕事で東京にお留守番でした。

僕にとって初めてのシーカヤックキャンプでした。

本当に楽しかったです。この時のことは別記事にまとめました。

キャンプ二日目の朝、海を見ながら

「来年は1ヶ月、妻と一緒に加計呂麻島に滞在しよう」と決めました。

この時は、会社を辞めようとは全く考えていませんでした。

会社を辞めようと決意

妻は去年(2016年)の4月に退職すると決まっていたので、妻が次に働き出すまでは、経済的に支えるために、会社を辞めたいなという気持ちはありましたが頑張って働こうと思っていました。

しかし、2016年の1月末頃でしょうか。

次に参画するプロジェクトの打ち合わせを終えて帰宅途中の電車の中で突然やってきました。

「このまま、いつまでも今までと同じような働き方をしたくない!」

「よし、会社を辞めよう!」と急に僕に降ってきました。

妻に「会社を辞めようと思う」と伝えたら、「いいよー辞めればー」との返事

会社を辞めることを決意し、すぐに社長へ伝えました。

しかし、今すぐに会社を抜けられると困るので、話し合った結果2016年の7月末で辞めることになりました。

もし僕が独身だったら?

最終的に会社を辞めると決意する前、たまーに、妻に対して、「会社を辞めたいな。辞めていい?」と聞いたら

「いいよー、辞めて好きなことをやればいいよー」と言われてました。

不思議なもので、妻にあっさり辞めても良いと言われると、もう少し頑張ってみようかなと思ってしまうんですね。そして、頑張って働いておりました(笑)

もし僕が独身だったら、辞めるという選択していたかな?と思う時があります。

多分僕の性格上、辞めなかったと思います。

妻がいるから会社を辞めるという決断を出来たんだと思います。

普通は夫婦二人で会社を辞めるってリスク高くて出来ないと思いますが。

でも僕は、彼女という僕にとって最高のパートナーがいるから、二人で会社を辞めても何とかやっていけるという根拠のない自信がありました。

だから「会社を辞める」という決断が出来たのかなと思います。

もともと臆病者の僕ですが、妻がいるから、勇気が出ます。

不思議なものです。

ということで、ただいま僕は無職生活6ヶ月目。

妻は10ヶ月目。

僕より無職生活が長い妻は、最近仕事をやってやろうという気になってきたそうです。

僕は、そんな妻を応援しています。

パソコン関係には弱い妻。

僕はIT業界にいたので、妻がパソコン関係で分からないことがある場合は調べて答えたり、こうすれば良いかもよと提案するという形でお手伝いしております。

そして、僕ももうちょっと休んだら、妻と同じように仕事したいモードになるのかな〜?

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ABOUTこの記事をかいた人

職業はシステムエンジニア ニックネームは、「ちょーさん」 2016年8月に約11年間勤めた会社を辞め、1年間無職生活を満喫し、2017年からフリーランスエンジニアとして仕事を再開 新しい働き方と生き方を模索中の海と発酵が大好きなエンジニア。 最近の好きな言葉は「決めた未来しか実現しない」と「意識が先、現実が後」