こんにちは。Osabe夫婦、妻のあいです。
昔の恋愛の話。
当時付き合っていた彼にわたしは怒ってばかりいました。
「なんでこんなことするの?普通しないよね?」
「ねえ、なんでいつもそうなの?」
なんで?なんで?って。
そして黙ってしまう彼に「なんで何も言わないの?何か言ってよ」と畳み掛けてました。
納得がいく言葉が返ってこないとこの繰り返し。
でね、会話が終わった後に自分を責めるんです。
あんなこと言いたかったわけじゃないのに・・・・
なんでこんなことになっちゃったんだろう・・・
わたし、最低の人間だ
こうやって傷つけてばかりできっと誰のことも幸せにできないんだ(TT)
本当に言いたいことはもっと心の底にある
その恋愛が終わってから気づいたことは、わたしは「なんで?」と言いたかったわけでもないし、相手からの納得できる答えを聞きたかったわけでもないということ。
ただ「会えなくて寂しい」「わたしを優先してくれないのが悲しい」ということをわかって欲しいだけだったんだ。
これに気づくまでにはだいぶ時間がかかったんですよね。
寂しいとか悲しいとかいうのってわがままで面倒な女だと思っていたから、自分がそんなだなんて認めたくなかったから。
でも、心を深掘りしていくとやっぱりそこに辿り着いちゃうんです。
もう認めざるをえない。
「ああ、わたしは寂しかったんだ。それをわかってほしかったんだ」と。
感情を素直にそのまま伝えることはむずかしい
自分の感情を優先してこないと、まずはこうして眠っている感情に気づかないことの方が多い。
それで目の前に起きていることで相手を責めてしまったりけんかになったり。
寂しさや悲しさを抱えてるからこそ、その出来事に過剰に反応してしまってたと思うんです。
たとえケンカになっても「寂しいんだよー。悲しいよー」と素直に伝えていればこじれなかったのかもしれない。
でもわたしはそれを素直に言えなかった。
可愛いことなんて一言も言えなかった。
徹底的に相手を責めた。
寂しいとか言ったところで何にも変わらないと思っていたし、なんかわたしばかりが好きみたいで悔しくて。
全然平気なふりして、物分かりがいいフリして、大人の女を気取って。
いらないプライドばかりが高かった。
今思うとそんな自分も可愛いけど、相手からしたら意味不明だっただろうな。笑
本来の自分を取り戻す
もともとわたしは自分から連絡をとりたいタイプでもないし、マメに会いたいタイプでもなく、お互い自由にやっていきましょうという縛らない付き合いが多かったんです。
怒ったりしないし。
それなのにこの時の恋愛だけはなんだか自分のコントロールができなかったんですよね。
とても疲れるし自分が自分じゃないみたいですっごくツラかった。
当時、恋愛カウンセラーさんのところに相談に行きました。
そこで「あいちゃんは今のお仕事はどうなの?」と言われたんです。
いやいや、恋愛の話をしにきてるし、仕事は変わらず普通にこなしてますから。と答えました。
でもね、なんどもそのカウンセラーさんは仕事の話に戻すんですね。
そのたびに「だから!仕事はうまくいってて目をつぶっててもできます。今は恋愛の方が大切なんですよ!」と。
でもある瞬間ワッと気づいたんです。
自分らしくいられる恋愛をしていた時は仕事に熱中していた。
そこで心が満たされてたんだ。
でも今は?
あの頃みたいに熱中しているわけじゃない。片手間でやってる。
何の評価ももらってない。結局、「これだけは自信がある」と言えてたのに今はそれがない。
ああ、もう一度ちゃんと真剣に仕事に取り組もう。
わたし、土台がぐらぐらしてるんだ。
仕事で得ていた自信を無くして恋愛でそれを埋めようとしていたんですよね。
だから、もっと見て欲しいのに見てくれなくて寂しいと思ってしまっていた。
わたしの場合はこのとき仕事にもう一度集中することで、自分を取り戻したんです。
世界を広くしよう
仕事は忙しいし毎日疲れたけどまた充実し始めました。
そして休みの日にはまた興味の湧くまま出歩いて楽しいと思うことは全部してました。
恋愛は神様に祈るくらいで。
そんなこんなで楽しんでるうちに、当時は友達だったちょーさんと急接近したんですよね〜
「この人しかいない」「ここでしか働けない」「これしかできない」とか、視野が狭くなるとどうしても目の前の一点に意識が集中してしまう。
たとえば、パートナーや会社や仕事。
なんでもそれしかないと思うと執着してしまって嫌なところばかりが目に付いたり苦しくなることがある。
そんなときは環境は変えられなくても、毎日5分くらいは自分のためにホッとする時間をつくったり、好きなところに身を置いたりしてみる。
「あれもあるし、これもある。居場所はここだけじゃない。」と思えると少し余裕がでてくるんですよね。
自分の居場所は選べるし、好きなことも選べる。
誰かのせいでも環境のせいでもなくすべて自分で選んでそこにいるということに気づいたんです。
自分を満たす
ようやくわたしは自由な気持ちになれたし、ホッとして、自分の本当の気持ちに気づくことができました。
ああ、寂しかっただけだったんだ。
それをかっこつけて素直に言えなかったんだ。
心が満たされてないと誰かにその穴埋めを求めて責めちゃう。
ぎゃんぎゃんどなっちゃうんだ。
だったら自分のことは自分で満たさないと誰も幸せにできないし、自分も幸せじゃない。
誰かのためにではなく、まずは自分を満たすことが先なんだな。
やっと自分のトリセツができた。
ボロボロに落ち込んだ恋愛から学んだこと。
そしてそのあと最愛のちょーさんががちゃんと待っていてくれました。
終わり。
(最後はいつもノロケ。笑)