こんにちは。おさべあいです。
今日はわたしたち夫婦のつきあうきっかけのお話をしていきます。
出会いは10年前の自由大学の講義『アメーバワークスタイル』でした。
当時はわたしは30代後半、夫は40代に入ったばかりでそれぞれ「このままの働き方でいいのかな?」と感じてこの講義を受けました。
これからの働き方や生き方を考察する講義内容で、年齢も職種もまったく異なる受講生の仲間とはほんとうによく語り合っていました。
無趣味なインドア派だったわたしは、会社の役割のなかで大半を過ごしていたけれど自由大学の仲間といるときは”ただのわたし”でいられたことが、なにより心地良かったことを覚えています。
なんにも期待されない関係ってすっごく心地いいんですよね。
夫はそんな仲間の一人。
当時は夫もわたしもかなりお酒が強くで、お酒好きなメンバーで集まって飲んだりしていました。
お互いにまったく好みのタイプでもなく、なんなら夫は「愛ちゃんは怖かった」と言っていたほどです。笑
2013年当時のわたしといえば「彼氏がほしい!!」と躍起になっていました。笑
30代後半で無趣味で仕事人間。
休日に連絡がくるのは仕事の内容ばかり。
仕事では一つのブランド(アパレル企業で勤めていました)を任される立場になり、毎週日本全国を出張する日々。
仕事はまぁそこそこ楽しい。
でも「さすがにこのままでいいのかな?」と思い始めていました。
結婚にも子供にも興味はないけれど、一生ひとりでいいのかな?
本当に後悔しない?
でもいまさら婚活も恥ずかしいし、今の生活のリズムを壊してまで誰かといるのは面倒くさい。
でもな〜でもね〜〜〜・・・
そんな自問自答をする数年を過ごしていたんです。
なんとなくふと考えるようになっていたんですよね。
親が死んだらわたしをいの一番に心配してくれる人がいなくなる・・・
こわい・・・・
恋愛となると自分を変えることが面倒でだれとも深く関わりたくなかったんですよね。
傷つくのもいやだったし。
でもさすがにもうちょっとちゃんと自分を一番大切にしてくれる人と関係を育みたい!
そう思うようになっていました。
長々と書きましたが、こんな風になんだかんだものすごくこじれていたんです。
そして夫もそうでした。
恋愛なんてめんどくさいって。
一人が自由でいいって。
「わかるーー!!」こじらせた男女が共感し合う。笑
思えばこれがふたりで仲良くなるきっかけだったかもしれません。
グループで遊んでいたところから、3人で、2人で、と昼間や夜や会う回数が増えていきました。
であるときに夫はこう聞いてきたんです。
「愛ちゃん、ぼくたち付き合う?」と。
わたしは即答しました。
「どっちでもいい」と。
そのちょっと前までは彼氏が欲しくて躍起になっていろんな神社にいったりいろいろしてたんです。
服装を変えたりメイクを変えたり行く場所を変えたり、「彼氏欲しい」と周りに言いまくったり、わたしなりにそれまでの自分とは真逆のような行動をしていました。
それでやりきったのか、恋愛に重きを置くのはは一旦いいや。
仕事をもっと頑張ろうと思い直した直後でした。
だから、夫にそう言われたときはびっくりするほど「どっちでもいい」だったんです。笑
仕事に気合い入れ直そうと思っていたから、別にこのままの友人関係でも楽しいからそれでいいし、付き合ってもいい。
思考はあまり働いてなくて一点の曇りもなくどっちでもよかった。
言葉だけみると投げやりなように思えちゃうかもしれないけど、それはちょっと違うんですよね。
付き合うのもいいし、付き合わないのもいい。
本当にどちらであっても良いという意味だったんです。
すると夫は「じゃあ付き合おうよ!」とさらっと言いその日に付き合うことになりました。
あとからこの時の心境を夫に聞いたら「どっちでもいいなんて面白いことを言う人だな!よし付き合おう!」と思ったらしいです。笑
逆に付き合いたい付き合いたいと押されていたら、多分付き合わなかったと。
彼氏欲しさにガツガツしていた時はなーーーんにもうまくいかなかったのに、どっちでもよくなったらスルリと物事が動いた。
あとから振り返るとすごく面白い出来事でした。
彼氏ができないと寂しい。
アラフォーで彼氏もいないなんてカッコ悪い・・・
どこかで、それはどこかのだれかの作った”基準”みたいなものにハマれてない自分をダメだと思って恐れから行動していたのかもしれない。
とはいえ、「わたしを一番に大切にしてくれる人と出会いたい!」その思いは本気でした。
だからその思いはそのまま取っておこう。
一人は寂しい時もあるけどそれもまぁしょうがないよね。
でも今は片手間でやるようになってしまってた仕事に対してもう一度真剣に向き合いたい。
そんな風に決めていたのでした。
潜在意識の学びをするようになってこの出来事を振り返ると、まさに!!!という感じなんですよね。
「わたしを一番に大切にしてくれる人と出会いたい!」その願いを放ったまま、あとは目の前のことに集中すること。
彼氏がいる自分もいない自分もどっちでもいいという状態であること。
すると、まるで予想もしない角度から思わぬストーリーが展開した!
こうしなければいけない
こうあらねばならない
そこから”解かれる”という状態は最強なんだなと感じています。
手放そう手放そうとするでもなく、自然に自分が思うままにある。
それが本当の自然体なんですよね〜
それにしても「どっちでもいい」と答える女性に対して、この人面白いな!と感じた夫こそめちゃくちゃ面白いと思うのです^^
やっぱりうちの夫はサイコーーー!!

森で待ってるよ^^