祝5周年!結婚に夢なんて持てなかったけど、結婚してよかった!!

こんにちは。Osabe夫婦の愛です。

2015年5月15日、わたしたちは結婚しました。

ということで今年で5周年です〜!!

いやー、よく続きましたね。笑

そして、なんとも不思議なことに毎日どんどん楽しくなっております。

ありがたいことに、結婚してから人生の幸福度がどんどん上がっているんです。

こんなことがわたしの人生で起きるなんて、予想もできませんでした。

 

結婚は人生の墓場だと思ってた

わたしの両親は離婚しています。

お父さんとお母さんが仲良しってテレビCMやドラマの中だけの話だとわりと本気で思ってたんです。

そんなテレビ番組だって、奥さんや旦那さんの悪口をいう人に溢れてて。

なんでみんな結婚するんだろう???って不思議で仕方なかった。

その思いは大人になってから余計に増幅しました。

結婚している人たちで、奥さんや旦那さんのことを褒めたりのろける人もいなくてね、結婚してよかったっていう人の話なんてほとんど聞いたことない。

飲み会では、男VS女で愚痴ばっかり。

「良いことなんて何もないじゃん。マジでなんで結婚するの???」

「一人で生きた方が楽じゃん!」

 

 

ひとりで生きていく不安

結婚のメリットなんて思いつかないし、デメリットしか思い当たらない。

ということで結婚したいなんて思ったことはほぼ無い人生でした。

そう思いながらも、「一人で生きていく」ということにぼんやり不安を持ち始めた30代後半。

まわりの友人たちもどんどん家庭を持ち始め、親も歳をとっていく。

2011年の震災を経験し、親がいなくなったら、こういうなにかが起きた時にわたしのことを一番に心配してくれる人がいないのか・・・

え!こわっ!(><)

それやだやだ!!!

一人で生きていくのはちょっとコワイ。

結婚・・・はわからないけど誰かと生きていきたいかも・・・

 

 

結婚したいと思った時が適齢期

会社でもどこでも「結婚しないの?」と聞かれることが飲み会の席での決まり文句。

わたしの母は結婚なんてしなくていいってずっと言っていた人だけど、それでも40歳が見えてくる頃には「本当に結婚しないの?」と聞いてくるようになりました。

誰かと生きていければそれでいい、大切に思える人がいればそれでいい。

そう自分では考えていても、あまりにも聞かれると「結婚しなくて大丈夫かな?」と思うようになっちゃって。

恋愛そのものも遠ざかってたこともあったし、正直焦りがありました。

それとともに「果たしてこのままの生き方でいいのかな?」とも思い始めてたしね。

そんなときに自由大学のアメーバワークスタイルという講座に通い始めて、生き方や働き方を考え直し始めたんです。

そしたらね、結婚がどうこうよりも、自分がどう生きていきたいかが見えてきたんです。

「もっと自由に、好きな人と、好きに生きていきたい」

メリットやデメリットではなく、”一人じゃなくて誰かと生きていきたい”ってやっと素直に思えるようになりました。

それが37歳くらいだったかな。

 

 

結婚に夢なし!の二人が結婚

大切に思える人と出会いたい。

そんな風に過ごし始めて、会社の往復から自由大学など社外の交流を増やし始めました。

そして自由大学で出会ったのが、夫のちょーさんです。

お互いにまったくタイプではありませんでした。笑

ただの飲み仲間であり、お互いに結婚には興味がないという点では共通点があったくらい。

「女の人ってめんどくさいよね。土日も一緒にいたいとか言うし、僕は自由にしたいんだよね」

そんなこと言ってたな。

対するわたしは、土日は仕事だったのでこんな感じ⇩

「週末に彼氏が何をしてるかなんて興味無いわ〜。わたしも縛られたくないから好きにしててほしい。」

そういう話を飲みながらしていたら、ちょーさんはびっくりしてました。

「そんな女性もいるんだ〜」って思ったらしいです。

アパレル業界なんてそんな女子ばっかりでしたよ〜

飲みながらそんな話を繰り返していたふたりが、2年後には結婚したんだから不思議ですよね。

 

 

結婚1年目で二人で無職になる

2015年5月15日に結婚。

付き合ってる時も結婚してからも、わたしたちが常に話しているのは「どんな風に生きていくか」ということばかり。

どんなところで暮らしたいか、どんな風に過ごしたいか。

何を大切にしたいか。

その実現のためにどんな風に仕事をしていこうか。

それを話していくうちに、自分たちの目指す方向にそれまでの会社員生活がマッチしてないことがジワジワわかっていきます。

いままでだって違和感がありながらも、生活を変化させることはそんなに単純なことではなく、そのまま働き続けてた。

だって良い会社だったし、好きな仕事だったし、とっても恵まれてたから。

でもね、ここ面白いところなんだけど。

結婚して二人になったからこそ、わたしは「やめよう!」って思えたんです。

『二人で仕事をやめて一旦休もうよ。好きなように過ごそうよ』

それがあったから辞めれたし、辞めたあとが楽しみで仕方なかったんですよね〜

 

 

定年後の楽しみを前借り

2016年3月にわたしが退社し、ちょーさんはその年の7月で退社。

10月に加計呂麻島にわたり2ヶ月間のプチ移住体験。

その時にこのブログを立ち上げました。

2017年の夏にちょーさんが貯金残高200円になって(笑)働き始めるまで、約1年を無職夫婦として暮らしました。

会社を辞めて自由気分を味わい、好きなところに旅して、念願だった島暮らしをちょっぴり体験して・・・楽しいことがたくさんありました。

夫婦でのんびり朝から晩まで一緒にいて、いつも一緒で、たくさん話して。

 

もちろん楽しいことばかりじゃなくて。

「やりたいことがない病」におかされ、お金が減る不安に苛まれ、仕事したくない病、自信がない病にもなって。

時間だけはたっぷりあるのにお金が無いっていう大学生みたいな状況になってね。笑

旅に出ても、大して新鮮な気分にもなれなくなってた。

なんども険悪なムードにもなりました。

それでも。

それでもやっぱりあの一年は宝物。

あんなに自分と向き合い、人生に向き合い、こんなにも生きることを真剣に考えたことはそれまでに人生のなかで初めてだったから。

そのなかでの葛藤を一緒に感じて共有してくれて、彼の中の葛藤とも向き合って。

喜怒哀楽をともに感じて、いろんな波に飲まれたり乗り越えたり。

二人でそんな風に過ごせたことは、本当に本当に宝物でしかない。

 

よく、定年後に二人でゆっくりなんて言うけど、それをわたしたちは前借りしたんだよね。

体も心も健康なうちに、やりたいことをやろうって。

結婚一年目のあのとき、決断した自分たちを褒めてあげたい!!

 

 

人生は実験だ!

無職夫婦になってみるという実験は、無事にふたりとも貯金がそこをつくという結果で終わり。笑

お金が完全になくなると言う経験をして、わたしたちはやりたいことがよ〜〜〜くわかりました。

「お金をもっと回したい!もっと周りのひとを応援したい!」

お金だけじゃないかもしれないけど、お金でできることってやっぱり大きい。

なくしてみたからこそ、それを痛感しました。

そして、完全に働かない一年を過ごしたからこそわかったのは「働くことが好き!!」「お金をいただくことが好き!!」ということ。

自分ができることや好きなことで、感謝されてお役に立てて、お金までいただける。

こんな幸せなことってある?

「はたらきたくない」と思うほどだったのに、完全にゼロにしてみたら本当は好きだったということに気づいたんです。

今当たり前すぎてなんとも思えてないことも、失ってみると本当の価値が再認識できるかもしれない。

こんな風に一つずつ、やってみたいと思ったことをやってみる。

好き?嫌い?

楽しい?つまらない?

面白い?面白くない?

そしてこんな風に丁寧に問いかけて、自分たちの好みの生き方のピースを集めている。

それが今のわたしたちかもしれません。

やってみることに自信なんてなくてないし、なんの確証もない。

ただやるだけです。

だって実験だもん。

失敗したら次の策を練ってやり直せばいいし、嫌ならやめればいいだけ。

なんどでもやり直せるから。

 

なにがあっても大丈夫

わたしたちはなにがあってもたぶん大丈夫。

それをわたしはこの結婚生活で手に入れたって思ってます。

すべては夫ちょーさんのおかげ。

なにがあっても絶対に否定せずに最後まで話を聞いてくれて、いつも「愛ちゃんはすごいんだよ」って応援し続けてくれる。

その威力ったらハンパないです。

一番近くにいる人に信じてもらえる心強さ。

生きててよかった〜って心から思えます。

ちょーさん、ありがとう。

たくさん褒めてくれて、たくさん甘やかしてくれて、大切に大切にしてくれて、わたしはすっかり幼児のようにフニャフニャになってしまいました。笑

おかげで、片付けられないし、ゴミの日もわからない。

それを「僕がやるよ」と言ってくれる。笑

こんな幸せがあるなんて知らなかったよ。

わたしの人生がこんなにも色鮮やかになったのはあなたのおかげです。

ちょーさんと出会えて、夫婦になれて、毎年毎年どんどん楽しくなって、感謝でいっぱいです。

わたしはちょーさんに何をもたらしてるのかはさっぱりわからないのだけどね。

これからも二人でバカバカしく生きていこう。

よろしくね。

大好きよ〜〜〜!!

2020年5月15日  愛を込めて 愛より

 

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ABOUTこの記事をかいた人

「好きなときに、好きな場所で、好きな人たちと好きな仕事をする」ことが目標。 現在はファッションアドバイザーとして活動中。