屋久島リトリートツアー 〜森とのチューニング

こんにちは。おさべあいです。

屋久島リトリートツアーについての記録、2回めとなりました。

水とのチューニングを済ませて次の日は【森とのチューニング】です。

奄美や沖縄など島にはいくつか行っていましたが、いつも海がメイン。

森に行くことを目的にするのって屋久島くらいですよね。

やはりみんなが見たいのは縄文杉。。。。

 

目指すは縄文杉?!

結論から言いますと、縄文杉は見ていません。

そして当初からそれを目的にもしていませんでした。

わたしね、これが今回のリトリートのとても好きなところだったんですよ。

縄文杉を見たい!という目的をもつこともとても素晴らしいと思うのだけど、それが優先ではなく、あくまでもその日の天候やメンバーの状況に合わせて良きように選ぶ。

その感じがとっても好きでした。

まずは朝、大きな滝(名前忘れちゃったw)へ。

間近で飛沫を浴びながらしばしそれぞれ感じる時間。

ここでナビゲーターのひろみが急に「アオーーーーーーーン」と雄叫びをしました。

大きな滝のものすごい水流と飛沫のエネルギーを感じて、つぎつぎにわたしたちも叫びます。

アオーーーーーーーン!!

狼みたい、と言うと「ハウリングと言って狼の遠吠えなんだ」とひろみが教えてくれました。

すっごく気持ちいいの!!!

わたしはハマってしまい、ここから旅中は気持ちいい場面になると何度もハウリングしてました。笑

 

おじいちゃんに会いに行く

今回のリトリート主宰メンバーの一人、ちゃんりえ。

彼女がリトリート前日に足を怪我してしまいました。

屋久島の森は深いので、どこまで行けるのかをひろみは考えていてくれてました。

朝の滝の様子、当日の天候、ちゃんりえの足の状態、メンバーみんなの状態。

それらを加味して、午後からは「おじいちゃんに会いにいこう」と言い出したのです。

おじいちゃん???

山に入る装備はすべてレンタルで借りていたので、みんなでおそろいのウエアを着て森の中へ。

 

ふつーーーーに鹿ちゃんに遭遇します。

お猿さん達もたくさんいました。

おじゃましますー!

この日は雨だったんだけど、森の中にいると大きな木々に守られほとんど雨を感じないんですよね。

目的地を目指すというよりも、一歩一歩を踏みしめながら、ただ目の前のものを感じて歩を進める。

これがすごく気持ちよかった。

そしてついにおじいちゃんに対面です。

 

感じてみよう

それはそれは見事な大樹。

ナビゲーターのひろみからこんな言葉がありました。

「まず最初にそれぞれが静かにこの場を感じてみて欲しいんだ。写真はそのあとでも撮れるからね」

わたしたちはそれぞれが思い思いの場所で、ただただおじいちゃんの足元で静かな時間を過ごしました。

柔らかいフカフカの土に寝っ転がって上を見ていると、枝や葉から雨のしずくがポツーーーーーンと落ちてくるのがスローモーションのように見えます。

雫ってこんなにもゆっくり落ちてくるんだ。

何回見ていても美しくて飽きない光景。

おじいちゃんの足元はおとな二人がすっぽり入れちゃう

 

みんなが寝ている中、ちょっと探検したくなって岩場を登っていたら、おじいちゃんを上から見られるちょうどいい岩を見つけてニンマリ。

すごいな〜何年ここで見守っているんだろうね〜

わたしはこのとき、自分の子供みたいな好奇心とワクワクした気持ちを久しぶりに感じました。

寝っ転がるのに飽きて動きたくなる。

みんなが踏んでないところに行きたい。

あれ、ここ登れるんじゃない?

あら、あそこからの風景がよさそうじゃん!

行けるよね、行ってみよう!

おじいちゃんは背が高すぎて、隣の岩場を登って上から眺めました。

 

なんにも気にしなくていい心地よさ

【eichi】の仲間もナビゲーターのひろみも誰も、時間を気にすることもなく、ただ自分の感覚に浸っていました。

誰がどんな体勢でいようと、なんでもいい。

気にしないというのとはちょっと違って、本当の意味で『どんな状態であってもいいよ』というお互いの信頼感とでもいうのかな。

【eichi】の仲間といて心地が良いのはこの感覚が常にあるから。

ひろみもそれは同じで。

屋久島の森という環境がそれをより一層引き立ててくれていたのかもしれないけど、この場がとても満たされていました。

自分の生命とか魂とか奥深い部分が癒される。

忘れていた自己を思いだす。

これね〜言語化がものすごく難しい感覚なんだよな^^;

こうして言葉にしていても、この感覚にピタッとハマる表現にはならなくてもどかしい。

これはほんとに現場で感じて欲しいわ〜

お弁当を食べた川辺。どこに行ってもとにかく水が綺麗すぎた

 

無意識に抑えてた自分の解放が起きた

森からの帰り道。

特別プランのジェットコースター!笑

少し前までのわたしならスンとすまして「あ、そういうのいいです」と言ってたかもしれない。

それが、もう幼児みたいな気持ちになっちゃってるから全方位「やるー!」の一択。

ヤッホーーーーーーー!
イエーーーーーーイ!!
きゃーーーーーーー!

「愛ちゃん、うるさい。笑」とみんなに言われるくらいはしゃぎました。

まぁそれはそれは楽しかった!

一人でキャーキャーしてるとみんなも「わたしもやろうかな」と言い始め。

結果みんなでキャーキャー大声出して遊んびました。

楽しかった〜

【普段しない選択をする】

初日にもらったひろみの提案は、思いがけず自分の幼児性に拍車がかかりました。

それがとてもよかった。

小さなどうでもいいことも楽しくて豊かで尊いものに感じられたから。

目の前のものを全力で味わうって、疲れるけどものすごく贅沢なことだよな。

子供達が毎日遊び疲れてパタっと寝てしまうあの感じ。

生きてる!って感じするもんね。

まさにそんな感覚でした。

遊んで疲れてバタンキューって最高!

 

☆11月10日(金)〜13日(月)おさべ夫婦といく屋久島リトリートツアー開催します!!

お申し込みはこちらから

 

SPONSORED LINK

ABOUTこの記事をかいた人

「好きなときに、好きな場所で、好きな人たちと好きな仕事をする」ことが目標。 現在はファッションアドバイザーとして活動中。